地図に記されていない土地は闇に閉ざされて魔物が湧く。
ただし測量士が地図を記せば、そこは光差す人類の版図となる。
というようなオリジナリティを感じる世界観が第一の魅力。
他にもキャラクターがあざとくないのに可愛いのも良い。
まだまだ
語られていない世界の謎が多数伏線として匂わされていて、今後の展開が実に気になります。
魔物に憑かれた人を救う術を求めて、一夜にして滅んだ国に向けて、命懸けの旅を開始するー、というところが1巻目で、まだまだ始まったばかり。
長く連載が続いて欲しいです。
登場人物が、なぜそのような性格・行動原理を有するに至ったか?という説得力がある点も素晴らしい。
まだ明らかにされていない人物背景すらも深みとして匂わせる描写は、昨今の量産型ファンタジーには無い重厚さを感じます。
と言う感じで大いに期待していましたが、ブレイクする前に打ち切りになってしまったようです。うーん勿体無い…
次回作でブレイクすることを期待しつつ応援してますので、めげずに執筆して欲しいです。
もっとみる▼