この作品、面白かった…すっっごく、面白かった!!
新刊作家買い。
就活崖っぷち大学生・羽衣(はねい)が、ひょんなことから猫屋敷の怪しい男・三行(みくだり)と出会い、彼と共に大正時代の文豪・烏柳(うりゅう)の謎を追う物語。
今回
の作品は明るいテイスト。
絵も語り口も、かなり癖があるので最初はちょっと読みにくいかもしれないけど、文豪の謎を追っていくあたりから、怒涛の展開で目が離せなくなりました。
巧みに張られた伏線、次々と明らかになっていく100年前の恋の真相にずっとワクワクドキドキが止まらない。
出てくる言葉も美しく、謎解きや文学が好きな人にはたまらない作品かも。
石原理先生の描く、ゴツゴツしてシュッとした男性の体も好き。
恋に狂い、慟哭する男の背中がもう本当に最高でした。
えちは安定の朝チュン…だがそこがいい。
ようするに超好き。大好き。全部好き。
好きすぎてあまり参考にならないレビューでごめんなさい。。
252頁。かなり読み応えあります。
エロ不要、ストーリー重視、ミステリや小説が好きな人におススメです
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