先生の話し方が無理だとかいうレビューがありどんなもんかと思っていましたが、個人的にはあーこういう掴みどころのない軽い話し方の大人いるいる、って感じでした。可愛い、好き、愛してる、愛してる。第一章では愛を囁き過ぎて軽く感じるかもですが、それが
逆に第二章で好きと言えない場面と対比になりよかったです。作者の作品を初めて読みましたが、表現がとても素敵。なんとなく一穂ミチ先生の感じと似ています(比べているわけではないです)評価が低いのは単純にキャラの好みが合う合わないだと思います。印象的な文章が「キスひとつで生まれた意味を感じさせてあげられる、特別になりたかったよ」…幸せを与えることを、そういうふうに言葉するのか…。
もっとみる▼